産地
島根県 隠岐
サイズ
神鏡55mm
※裏面や台座に隠れる側面部分などには磨き残しによる凹み等がございます
非常に珍しい島根県は隠岐(おき)の黒曜石=オブシディアンが入荷しました♪一見、モリオンやスモーキークオーツのように見えますが、それよりもずっと軽く、オブシディアンらしい重量感です♪
その黒曜石を鏡に見立てて、片面を鏡面加工したのがこちらになります。 神鏡(しんきょう)は、神聖な鏡のことで、神霊のご神体として神社の本殿に祀られている鏡もあれば、または拝殿の神前に置かれている鏡もあります。三種の神器の一つである八咫の鏡も、神鏡の一つで、この鏡は魔物を照らすとやけどさせることができます。
神鏡を乗せる台=雲形台は木製で、それほど精密で、高級感があるということはないのですが、可愛らしいので気軽にお使いいただける風合いです。
約2万年前から、石器類の多くは黒曜石(黒曜岩)で作られており各地でいろいろなものが製造されていました。
黒曜石は、ほとんどの場合、流紋岩質からデイサイト質組成を持っているガラス質火山岩で、黒灰色、赤茶色、無色透明、等がありますが、まれに、光りをほぼ通さない黒色の鈍い光沢を持つ天然のガラスもあります。
それがこの隠岐の黒曜石です。
黒く曜く石と書くこの石は、まさに黒いのに輝いているのが特徴です。
この黒曜石は日本各地で採れますが、品質がすばらしいのがこの隠岐の黒曜石です。
真っ黒で、艶があるこのような品質は日本でも、ここ隠岐のものが最良です。
およそ3万年前から愛用され、矢じり、包丁、そして勾玉にもなっていたこの石は、おそらく歴史に埋もれているだけで色々な活用がされていたと思います。
また、この素晴らしい日本産オブシディアンは今は採掘されていません。
この原石も数十年前のものを削ったものだそうで、こちらも原石が終わりますと製造が難しくなるということでした。
オブシディアンは古くから魔除けとして使用されて来ましたが、自分を写し出す鏡とも言われ、潜在意識を呼び起こす効果もあると言われております。
今回は限定数のみのご紹介になります♩
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