KEY WORDS

夢・先見・浄化





夢―。


そんな素敵な暗示をもったストーンがあります。

ニューヨーク州ハーキマー地方でとれる、天然の両剣水晶で、名前を「ハーキマーダイヤモンド」といいます。

その輝きは、まるで濡れているかのようであり、角度を変えるたびに反射する光には「キラリ」と音がでているようにも思えるほど、まばゆいのです。ストーンがお好きな方なら、まず最初に、誰もがあこがれる魅惑の水晶です。

この美しさを、ダイアモンドに例え、いつからか、ハーキマーダイヤモンドと呼ばれるようになりました★*.



〜ハーキマーの誕生〜





ハーキマーの結晶は六方晶系(三方晶系)です。

比較的短くて、小さく、つややかな表面が、ダイヤモンドの結晶によくにています。

その多くは、上の写真にあるように、母岩にくっついてとれるため、そこからハーキマーをはがす際に、必ず結晶に凸凹が生じます。

そのため、一部では、結晶にその凸凹が無いものは天然ではないなどの説がございますが、それは間違いで、ハーキマーは、粘土質の場所でも採掘されるため、そのときのハーキマーは、完璧な六方晶系でとれることになります。

そして、ハーキマーは、多くの場合、にごり、曇り、しばしば黒い炭素の堆積物(タール)を含有しています。これはタール入りとして販売されますが、輝きが良ければ良品とみなされます。

ハーキマーの中には無色というより、スモ−キーで、骸骨水晶のような構造を示すものもあり、それは大きくなればなるほど、その傾向が見られます。

また、大変、稀に、水入りのハイドロタイプが発見されています。




〜夢と現実〜




ハーキマーは本来、ニューヨーク州ハーキマー地方で産出するものをさしていますが、厳密には世界各国でとれます。当店が思いますに、現在流通しているハーキマーの、おそらく80%〜90%はハーキマー地方のものではないと思います。

とくに、近年、出回っているハーキマー型のポイントに穴があいているものなどは、その多くが、中国産のものでした。

当店は採掘権を保有しているTom's Heakimer=トムのハーキマーという会社から直接仕入れているものですので、間違いございませんが、普通は、このように採掘権を持っている人から、世界各国の業者が買い入れるのです。

もしも、産地が違うことを知っていて販売する人たちが居るとしたら、それは信じたくはないけれども、なんだかとても寂しいことです。





ハーキマーは、比較的高額な水晶です。通常、4cmほどの良品なら、大体6万円前後で取引されます。そのランクによってg=円の取引価格は異なり、大きく前後します。

安値のものは、輝きがなく、傷や凸凹が激しく、水晶もにごっていますが、あまり必要とされません。
どんなに安くても、みんなが買い求めるのは、やはり高いほうの美しいハーキマーなのです。

キラリと光る独特の光沢は、生きているように錯覚します。現に、鉱物や宝石は生きていますので、そのなまめかしさに気持ちがあふれてくることでしょう。また、良品のハーキマーをダイヤより貴重だと言った人もいると聞きますが、当店もそんな風に思います。


現実に、特殊な能力者たちは言っています。

世界で名高い宝石の数々には、それぞれに意志があって、プライドをもっているのだと。それ故に、持つ人を選んで、人から人に渡るのだそうですよ。

 

THE BOOK OF STONES
ロバート・シモンズより



ハーキマーダイヤモンドは物質的制約への精神的浄化を行います。

第6、第7チャクラに対応し、ほかのほとんどすべてのものとはかけ離れて、純潔の現れであり、霊的な光が結束されています。

それらは高い、調和に満ちたエネルギーを放っています。

ハーキマーは理想的です。身体の配置、夢の仕事、瞑想(の一こま一こま)、エネルギーツール、または、ほとんどどんな活用に対しても有効です。

ハーキマーは、エネルギーを放出するだけでなく、他の石の振動を獲得し、増幅する事ができます。このことはモルガナイトのようなソフトなエネルギーの石を使っている人に大きな手助けとなります。




ハーキマーの輝きは夢の輝き。まばゆい光沢は未来をうつし、明るい光の世界に導いてくれることでしょう。

世の中が暗いから、陰気だからと、そのように染まらないで、たとえ苦難があっても、明るさや希望だけは、決して奪わせはしないと、ハーキマーダイヤモンドは私たちを守ってくれているかのようです。

あこがれの本物のハーキマーダイヤモンドが、これからどんなお告げをくれるのか、いつまでも楽しい余韻に浸っていたいと、そんな風に思うのです。


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