伊勢の神社でも神前に敷かれている神石「しろいし」を ご紹介させていただきたいと思います。 特に今回は小さなハケ目模様が見られる「八咫烏」と呼ばれる風合いを集めました。 |
※八咫烏の模様は小さいため分かりにくい場合がございます |
この真っ白な肌をした石は三重県熊野市にあります 世界遺産”七里御浜”で採取された「しろいし」です。 今回ご紹介させていただきます「しろいし」は 特に珍しいとされる、この黒いハケのような模様が入っています。 これを特別に八咫烏と呼ぶそうで そのような特徴をもったものだけを集めました。 熊野三山 (熊野本宮大社・速玉大社・那智大社)の根源地として、 古代信仰の第一級の神域で採れる「しろいし」は 伊勢を代表する神社の数々や、皇居の新宮殿などにも納められています。 熊野は世界遺産、 熊野古道の中にあり 国立公園にも指定されています。 周りには五つの世界遺産が集中していて 世界でも大変貴重な地域です。 世界遺産のため、七里御浜では、 一木の草さえ、動かす事も許されず 拾い娘と云われる特別な許可を得た人だけが 「しろいし」を一つ一つ手拾いで集めています。 しかし最近は良いものがなくなりつつあり 綺麗なものを探すのが難しくなってきているそうです。 この石の力は衝撃的で、例えて言うなら、須佐之男命に浄化して頂いた石のような強いエネルギーで 他に、天珠の緑度母に感じる、慈愛と優しさを兼ね備えたような力が伝わってきます。 魔除けは勿論、何事にも立ち向かい 挑戦する勇気を与えてくれる力と、 同時に精神を安定させて、心身共に落ち着かせる力の両方を感じさせる素晴らしい石です。 熊野のしろいしに伝わる、もともとの伝承としては 「この石には神が宿り、五穀豊穣と神の恵を授かり、霊魂などの 超自然的存在との繋がりを感じ、災厄を祓い、神の加護を授かる事が出来る」 と云われております。 力の強さもそれぞれちょっとずつ違ったのですが 強いものをお選びしております。 現在では国産の「しろいし」はとても希少になりつつあり 七里御浜海岸で採取された白い小石だけが本物になります。 |