世界七不思議・世界遺産をその手に
STONE HENGE


2011年に新発見

「先史時代において呪術的な癒しの効果があった―。」




世界遺産ストーンヘンジ(Stonehenge)は、イギリスにある世界遺産の一つで、ロンドンから西に約200km離れた、イギリス南部・ソールズベリーから、さらに北西に13km程度進んだ地点に位置しています。

ストーンヘンジは人工的に切り出された大きな一枚岩を規則的にくみ上げたもので、何らかの意図があって紀元前に造られました。

その多くは、なぞのままで、世界の七不思議の1つとなっています。






ところが、2011年、ウェールズのプレセリ丘陵にあるカーン・メニン遺跡で、ストーンヘンジを最初に建てた人々のものと考えられる墓が発見されました。

この遺跡は、紀元前2300年にストーンヘンジの最初期に使用されたブルーストーンを切り出した場所と考えられ、今回の発見が、この遺跡とストーンヘンジをつなぐ決定的な証拠になると期待されています。

この遺跡には、何らかの儀式的な構造物の跡が発見されており、そこには2対の巨石が建てられていたと考えられる痕跡が残っていました。

ブルーストーンは最初期のストーンヘンジで利用されたもので、発見された遺跡との建築的なつながりがあるといえます。




なんと、ブルーストーンはストーンヘンジを建立するために、プレセリ丘陵からウィルトシャー州まで、240kmの距離を運ばれていました。

この地域は多くの泉があり、先史時代において呪術的な癒しの効果があった可能性があります。

彼らは、この泉の石を利用したかったために、わざわざ、遠路はるばる石を運んだのだと考えられています。


 

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