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水晶(クリスタルクォーツ)の意味と効果一覧[パワーストーン・天然石]

こんにちは♪
今日は基本的な水晶についての豆知識をご案内いたします♪

水晶は、日本を代表する石、つまり国石に定められているパワーストーンです。
現在は国内で産出されることはほとんどありませんが、水晶鉱山は本州から九州までに幾つもあり、かつては質の良い水晶がたくさん産出されていました。
水晶で作られた勾玉などの装飾品が古墳から出土していることも、その証と言えるでしょう。
また、水晶は世界でも古くから愛され、日本と同じように装飾品として使われたり、信仰の対象あるいはお守りとして、さらに通貨としても用いられてきました。

英語では「クリスタル・クォーツ(crystallized quartz)」と呼ばれます。
その意味は、「透き通る氷」です。 このページは、水晶の特徴や効果、種類、産地など、水晶についてひと通りのことを紹介しています。
いわば水晶の履歴書です。 パワーストーンに興味を持っている、パワーストーンを身近に置いてみたい、身につけてみたいと考えておられる方のなかには、どんなパワーストーンを選べば良いのか迷っているという方がいらっしゃると思います。
ぜひここで水晶のことを知り、あなたのパワーストーン選びの参考にしてください。
※当店の水晶一覧はこちらのページです。

水晶の意味と特徴

水晶はパワーストーンのなかでも、万能的な存在としてとらえられています。
もっとも特徴的なのは、「強い浄化作用」があることです。 パワーストーンは、マイナスエネルギーを吸収することもあります。
マイナスエネルギーとは、わたしたちの体や精神を弱らせるものです。人間のなかにある恨みや妬みもそうです。
また、事件や事故、あるいは自殺があった場所には、マイナスエネルギーが発生していることがあります。 感受性が強い人は特に影響を受けやすく、体調を崩したり、気持ちが沈む原因になったりするのです。
パワーストーンが持ち主に代わって、そうしたマイナスエネルギーを吸収してくれることから、ブレスレットのような形で、魔よけとしてパワーストーンを身につけるという使い方があります。
水晶は、他のパワーストーンが吸収したマイナスエネルギーを浄化して、元の綺麗な状態に戻したいときにも優れた効果を発揮します。 さらに「調和とパワーアップ」も、水晶が持つ大きな特徴です。
持つ人の心身を活性化し、強化し、バランスを整えてくれます。潜在能力を引き出し、直観力や想像力を高める作用もあります。

水晶の効果

「幸運を掴むことができる」、「願いが叶う」、「魔除け効果がある」、「心身の状態が良くなる」など、水晶を身につけたり身近に置くことで得られる効果はたくさんあります。
水晶を手に入れてから不思議な体験をしたとか、仕事が順調になったなど、さまざまな体験談があふれています。
もちろん、科学的な説明はできません。そんなのは嘘に決まっていると断じる人もいます。
しかし、効果があったと言う人の多くに共通するのは、努力する姿勢です。
水晶にすべてを委ねるのではなく、常に前を向いて何かを掴もうとする人を、水晶も応援してくれるのです。

水晶の種類

水晶というと多くの方は、透明な石を思い浮かべることでしょう。
水晶の英語名が、「透き通る氷」の意味をもつ「クリスタル・クォーツ(crystallized quartz)」であることを考えれば、容易に推察できます。
しかし実際には、含有物の違いによって、水晶にもさまざまな色がついたものが存在しており、それぞれに素晴らしい魅力をもっています。
また、結晶の成長のしかたによって、形状もさまざまです。それぞれに神秘的な美しさがあり、コレクターの興味をそそります。

水晶の色別

ロッククリスタル(透明水晶)


無色透明。まさに、水晶ときいて多くの人が思い浮かべる種類です。 水晶、石英、クオ-ツ、クリスタルなどの呼び名があります。
・透明水晶

ミルキークオーツ(乳石英)

薄い乳白色。ブラジル産が多いですが、珍しいとことではドイツ産などがあります。この石をカットして光を当てると、含有物の影響で光の筋が現れることがあります。いわゆる、スター効果です。

アメジスト(紫水晶)

藤色あるいは紫色。結晶に含まれる微量の鉄分が、自然界の放射線の影響を受けて発色すると言われています。

アメトリン


アメシスト(紫水晶)と黄水晶(シトリン)が混ざり合った石。自然光に照らすと、同じ結晶内に紫色と黄色が入っているのが見えます。2色の区別がはっきりしているものは貴重で、宝石として扱われます。
アメトリン商品

 ローズクォーツ(紅水晶)


ピンク色あるいは赤紫色。その色合いから、薔薇石英と呼ばれることもあります。 主にブラジル、マダガスカル産が多く、カットして光を当てると、美しいスター効果が見られることもあります。

スモーキークォーツ(煙水晶)


淡褐色あるいは暗褐色。茶水晶と称されることもあります。含有物である微量のアルミニウムが、自然界の放射能の影響で変色して、スモーキーな色合いになります。
スモーキークォーツ商品

シトリン(黄水晶)


澄んだ薄い黄色~褐色を帯びた黄色。ミカン科の果物「シトロン」に似ていることから、その名がついたと言われています。金色にも見えるので、金運アップ・商売繁盛のお守りとして人気があります。
シトリン商品

レモンクオーツ


白色に近いレモン色。含有物である硫黄の色です。原石を削ると、かすかに硫黄臭がします。涼しげで爽やかな色合いが魅力的です。
レモンクォーツ商品 

タンジェリンクオーツ


赤みの多いオレンジ色。表面に付いた鉄分が酸化して、この独特な色合いが出ます。鉄分が付着していない内部は透明~乳白色の水晶で、2色のコントラストが魅力的です。
タンジェリンクォーツ商品

モリオン(黒水晶)


黒色。黒い色をした水晶の中から、より明るいものと特別に真っ黒なものを、良質のグレードとして選り分けたのです。魔除けとして有名なストーンです。
モリオンの詳しい説明や浄化方法・意味・効果はこちらの記事をご覧ください。

水晶の形別

クラスター(群晶)

単結晶クリスタルが群れを成すように寄り集まって、1つの基盤を形成しています。自然に造り出された神秘的な形状が、観る人を楽しませます。空間の浄化やアクセサリーの浄化を目的として置かれます。

ポイント(単結晶)

はじめから単体で存在するものと、クラスター(群晶)から外されて単体になったものとがあります。

カテドラル水晶

西洋の教会の大聖堂を、カテドラルと呼びます。その特徴は、美しい尖塔がいくつも並んで一つの建物を形作る、ゴシック建築です。あの形状に似ている水晶を、カテドラル水晶と呼びます。

ダブルターミネーテッド

母岩を持たず、結晶の両端に頂点がある独特の形状です。両錘(りょうすい)、両剣、ダブルポイントなどと呼ばれることもあります。

ファーデン水晶

ドイツ語で糸や紐のことをファーデン言います。 ここから、内部に糸や紐のような筋がくっきりと通っている水晶をファーデン水晶と呼びます。筋を基点として左右対称に結晶が成長しており、面白みがあります。フランスやスイス、パキスタン産などが有名です。

レーザー型水晶

細く長い形状で、先端にいくほど細くなります。レーザー型水晶同士が触れ合うと金属音のよう音色が出ることがあり、そのようなレーザー水晶はシンギングクリスタルとも呼ばれます。

エレスチャル水晶

内部に複雑な層が織りなす独特の模様があり、その外観からスケルタス水晶(骸骨水晶)という異名で呼ばれることもあります。激しい環境変化によって、骨格部分が異常に発達してしまったり、一度結晶化した水晶が、年月をかけて砕かれ、さらに再結晶したものを指しておりますので、クラックが激しく凸凹があるのが特徴です。

ハーキマー水晶

ニューヨーク州ハーキマーで産出される水晶です。形状や輝きがダイアモンドの結晶に似ていることから、ハーキマーダイアモンドとも呼ばれます。

キャンドルクオーツ

大きな結晶の柱面を、細かい結晶が取り囲むようにして成長した水晶です。ロウソクが燃えたときの、ロウが垂れた様子を連想させることから、キャンドルクオーツと呼ばれています。

水晶の内包物別

ルチルクォーツ(針入り水晶)

ルチル(金鉱石・二酸化チタン鉱物)を含有する水晶です。ルチルの太さ、あるいは細さはさまざまで、色も金色・銀色・赤茶色・ピンク色・黒色など様々あります。 シャープペンシルや針のように細い線状のルチルが入っているものが多いことから、「針入水晶」という別名で呼ばれることもあります。 なかでも金色のルチルクォーツは、財運や事業運をあげるとして人気があります。 ・ルチルクォーツ

ストロベリークオーツ

微細な線状ゲーサイトやレピドクロサイトを内包する水晶で、その名の通り、赤褐色やピンク色のストロベリー色をしています。
ストロベリークォーツ

レインボー(アイリスクオーツ)

水晶の内部に自然的にひび割れが生じて、鏡のような面ができると、そこへ光が反射して虹色に輝きます。レインボー水晶は、希望や夢、そして愛の象徴として古くから愛され、ヒーリングや瞑想に使われます。
レインボークォーツ

ファントム水晶

ファントムとは、お化けや幻の意味です。 一時的に成長が止まったり、鈍化していた水晶が、再び成長し始めると、木に年輪ができるのと同じように、山の形をした模様が内部にできあがります。これをファントムと呼んでいるのです。日本では山入水晶と呼ぶこともあります。
ファントム水晶

ガーデン水晶

結晶の中に、石英や緑泥石などの他の鉱物が閉じ込められた水晶です。 含有物の入り方によって、さまざまな景色が出てきますが、まるで結晶の中に庭があるように見えることから、ガーデン水晶あるいは庭園水晶と呼ばれています。 日本では苔入り水晶という異名で呼ぶこともあります。個性的で美しい景色に魅せられて、ガーデン水晶愛好家も少なくありません。
ガーデン水晶

クオーツ・イン・クオーツ


言葉の通り、成長過程で一つの水晶が別の水晶を取り込んで、内包することがあります。 貫入水晶やインナーチャイルドという別名で呼ばれることもあります。

クラック水晶

水晶に外側から人工的に圧力を加えて、クラック(ひび)を発生させたものです。 全体的に真っ白に見えるほど細かくクラックを入れたものもあれば、クラックを少なめにして、透明な部分を多く残したものもあります。 元は自然にできた水晶ですから効果は変わりませんが、わざわざクラックを入れるのは、浄化パワーが上がると考えられているからです。 レインボー(アイリスクオーツ)と原理は同じですが、こちらは人口処理石です。

星入り水晶

ホランダイト(ホランド鉱)と呼ばれる二酸化マンガン鉱物が内包されているのですが、その内包物が星のような形をしていることから、星入り水晶と呼ばれます。 稀少価値があり、主な産地であるマダガスカルでも、「幸運を呼ぶお守り」とされているほどです。 他に、アクチノライトという鉱物が、やはり星のような形で内包されているものもあり、これも星入り水晶として扱われます。 ホランダイトは黒色や紺色系で小さめの星であるのに対し、アクチノライトの星は黒色がかった緑系の色で、星の大きさは小さいものから大きいものまで、さまざまです。

雪入り水晶(くらげ水晶)

ぽつりぽつりと海に浮かぶクラゲのような雲母が水晶の中に入っています。 「雪入り水晶」または「くらげ水晶」と呼ばれます。

レムリアンクォーツ


レムリア大陸の記憶が刻み込まれているといわれております。

水晶の主な産地

水晶は、日本を含めて世界各地で産出される鉱物です。かつては日本でも盛んに採掘されていました。しかし外国から安価な水晶が入ってくるようになると、そのシェアは徐々に減少し、現在ではほとんど採掘されなくなっています。 最近では、国石である水晶の加工技術を絶やしたくないという思いから、その高い技術を広く世界に広めるための活動が始められています。 ここでは、世界の主な産地を紹介します。

ブラジル


ブラジルは世界でも有数の水晶産出国であり、その種類も多岐にわたります。特にミナスジュライス州が有名で、産出量が多いだけでなく、大きいものから小さいものまで、さまざまな大きさの水晶が産出されることも大きな特徴です。
ブラジル産水晶

コロンビア・ペルー


南米は水晶を含む鉱物の宝庫と言える地域です。コロンビアやペルーで産出される水晶は、一般的に小さめのものが多いとされていますが、透明度が高いのが特徴です。
コロンビア産水晶

ヒマラヤ(ネパール)


ネパールの水晶産地はヒマラヤ山脈に添って様々です。 透明度が高い産地~緑泥やヘマタイトの薄片が入った水晶が採れる産地など、特長のある水晶が採れることでも知られています。
ヒマラヤ(ネパール)産水晶

ヒマラヤ(インド)


インドにも、いくつかの主要な産地が存在します。 赤茶色の土壌の影響を受けたピンク色っぽく見えるものや、透明度が極めて高く質の良いものまで、様々な風合いが見られ、近年では光学効果で虹色に見えるレインボークオーツも大量に発見されています。
ヒマラヤ(インド産)水晶

アメリカ(アーカンソー州)


アメリカのアーカンソー州も、世界を代表する水晶の産地です。 ここで産出される水晶はシャープなエッジを持つものが多く、さらに透明度の高さで定評があります。
アーカンソー産水晶

中国(四川省)


中国西南部に位置する四川省は、険しい山脈の地形が続く地域です。この地域で採れる水晶は結晶の一つ一つが細長く、そのような結晶がたくさん終結しているのが特徴的です。
中国産水晶

ヨーロッパ

ヨーロッパ最大の山脈であるアルプス山脈は、昔から、大変質の良い水晶の産地として有名です。 特に、透明度が高く美しい、モンブラン産のスモーキークオーツは、その代表と言えます。 またルーマニア産水晶のように、結晶一つ一つがはっきりとした柱面を作らずに、細かい頂点を積み重ねていき、最終的に大きな頂点を形作るようなものもあります。
ヨーロッパ産水晶

水晶のブレスレットや丸玉商品

当店では、水晶のブレスレットや丸玉など、様々な商品をご用意して販売しています。 料金・価格は希少価値などによっても変わります。
ブレスレット一覧丸玉一覧ペンダント一覧 ※一覧には水晶以外のものも含まれています。

まとめ

古くから世界中で愛されてきた水晶は、その独特な色や形状に魅了され、コレクションする方も多い石です。多くの種類があるだけでなく、一つ一つが別の顔を持っており、同じものが二つとありません。 パワーストーンに興味がわいて、手始めに水晶を持つという方はとても多いです。 ぜひ、お店を覗いてみて、あなたとの出会いを待っている水晶を見つけてみてください。 当店のネットショップはこちらのページです。