スマホ
新着記事

ブラッドストーン(血石)とは?意味・効果鉱物図鑑|天然石・パワーストーン

3月の誕生石として有名なブラッドストーン(血石)は古代エジプトやローマでは、兵士のお守りとして人気があり、中世の騎士たちは、出血を防ぐ護符として身につけていたようです。持ち主の聡明さと純潔を守り、健康と長寿をもたらすと言われております。
この記事ではブラッドストーンの意味・効果・浄化方法・相性の良い組み合わせをご紹介いたします。ブラッドストーンは本当はとても貴重なストーンだってご存知でしたか?意味・効果を調べて、自分にあったブラッドストーンを身に着けましょう。
ブラッドストーンのブレスレットやペンダントも販売しています。

ブラッドストーン(Bloodstone)

英名 Bloodstone
和名 血石(けっせき)
成分 SiO2
結晶系 六方晶系(潛晶質)
硬度 7
比重 2.58~2.91
屈折率 1.53
浪緑色地に血赤色の斑点紋あり
産地 インド、ロシア、スコットランド、オーストリア、シベリア、オーストラリア、ブラジル、日本

ブラッドストーン(血石)浄化は冷水がおすすめ

ブラッドストーンの浄化には冷水による浄化がオススメです。
負のエネルギーを吸収しやすいので時々、日光浴で浄化させてあがるのも良いです。

太陽 月光 セージ 水晶

パワーストーン・天然石の浄化方法【まとめ10選】はこちら

ブラッドストーン(血石)石言葉は「勇気」

ブラッドストーンは3月の誕生石です。

「勇気」「勇敢」「堅固」「勇気」「聡明」「沈着」「救いの力」
ブラッドストーンの緑の地は「緑泥石(Chlorite)」等を含有している不透明な水晶で、赤い点がなければグリーンのジャスパーで、宝石名では「プラズマ(plasma)濃緑玉髄」と呼ぼれています。緑の色に黒味がなく明るめで鮮やかなものほど良質です。点在する赤の斑紋は酸化鉄(ヘマタイト)で染まった水晶です。鮮明な赤で大小の班点が飛び散った様に見えるものが良質のブラッドストーンと言われます。地の色が緑だけでなく、黄色やオレンジ色、白色の色を混じえるものは「ファンシー・ブラッドストーン(Fancy bloodstone)」と呼ばれています。

ブラッドストーン(血石)の意味

「魔法の儀式で清めたこの石は、それを持つものに力を与え夜の妄想を追い払う。

この宝石は輝く銀の中に象嵌(はめ込み)するがよい。

神聖なる力は、それによって強められている」

MARBOD von Rennes(マルボドゥス)

フランス 生1035年-没1123年古い歴史を持ったブラッドストーンは、護符石として世界各国で扱われてきました。

日本においても縄文時代から広まり、現在はその真髄が失われつつあります。
身近なレア石を、多くの人は見過ごしがちで 本当は素晴らしいものは数多くございます。
その中の1つがこの石であり、それは3月の誕生石としても、お問い合わせの多いブラッドストーンです。

ブラッドストーン(血石)の歴史

古代、緑の中に赤い点紋のあるブラッドストーンはかなりエネルギッシュで神聖なものとして映っていたようです。
緑の色は大地のエネルギーと芽生えの力を宿しそこに点在する赤い色は魔を寄せ付けない力を持っていると信じられていました。

Ritual Spirit… / d?Clix Renfew d

その2つの色の組み合わせでブラッドストーンは『絶対の力』を宿していると考えられていました。
何ものにも比ベるものがない宝石とされ、古代から特別に貴重視されていました。

▼ブラッドストーンの歴史ついてもっと詳しく読む
かつて良質のブラッドストーンは
エジプトの「ヘリオポリス(現在のカイロ近郊に存在した古代エジプトの都市)」で産出していました。

Ballbek Pantheon / jonhyblaze

ブラッドストーンは別の名で「ヘリオトロープ(heliotrope:太陽を呼び戻す石の意)」とも呼ばれていました。
「ヘリオポリス(現在のカイロ近郊に存在した古代エジプトの都市)」の地名は、ブラッドストーンの「ヘリオトロープ」が由来といわれております。
ブラッドストーンは都市名に由来するほど力強いパワーを秘めています。

「ヘリオトロープ(heliotrope:太陽を呼び戻す石の意)」の由来は、
古代のエジプトではブラッドストーンを太陽の方向に向けると、太陽の光を赤い力に変える事ができ、その光を浴びると石を持つ者の血を止めて怪我を治し、腫れ物を直してくれると信じられていたからです。
ブラッドストーンで印尊や首飾りを作って血流の大事なポイントとなる薬指や首回り着けました。
また粉末にして止血剤としても使われていました。
本当に血が止まったかは定かではないですが兵士達は競ってブラッドストーンの粉を身の一部に着けて戦地へ向かって行ったそうです。

中世の時代にはキリスト教徒の間で最も重要視された宝石でもありました。
イエス・キリス卜がゴルゴダの丘で処刑にされた時、十字架の下にあった緑色の”碧玉”にキリストの血が滴り落ちてそれ以来、ブラッドストーンの真っ赤な斑点が生れたと信じれていたからです。
そのためブラッドストーンの和名は血石で、別名を「血玉髄」とか「血星石」といわれております。

巷にあふれるブラッドストーンの多くは、赤と、緑と、黄色とそれからピンク色が混じった石そして様々な色が交じり合っているため和名を「血石」と呼ぶこの石の定義から少し外れているようです。そこで純粋なブラッドストーンを、いざ探しに出かけても、なかなか見つかりません。

本当は貴重なブラッドストーン(血石)

ブラッドストーンは岩であり正式には『ファンシー・ブラッド・ジャスパー』です。
ほかの様々な色が入った場合、鑑別では「ファンシージャスパー」になります。

ジャスパーなんて、ありふれている。と、お思いかもしれませんが
今、あなたがお持ちのジャスパーは実はジャスパーではないかもしれません。

▼本当のブラッドストーンについてもっと詳しく読む
◯◯ジャスパー等は、よく利用される流通名称だからです。
現在、不透明なアゲートやカルセドニーや岩石類までもがジャスパーと言われていますが、本当のジャスパーは『緻密さ』『不純物の多さ=他成分の混在』が感じられるごく小さな石英の集合体です。

一方、カルセドニーは、不純物のサイズが小さく、結晶が細かいため、ジャスパーよりも艶が感じられます。
最も違う点は結晶がコロイド状であることです。
低結晶度の粘土からできるジャスパーは、砂岩や泥岩よりも細かい組織を持っているのが特徴なのです。
似ているものに砂岩や泥岩、ダルメシアンジャスパー、オーシャンジャスパー、フリント、チャート、などがありますが、これらは真のジャスパーではございません。
ジャスパーという名称を使いすぎたために、真のジャスパーの存在感は薄れ、かえって稀になってしまったのでした。
そして、そんなジャスパーの中でも独特の模様からブラッドストーンと呼ばれる場合には、特別に赤点を含むものをいいます。
ベースの色が緑色、褐色、橙色、黄色等をしていて、(時に白色を混じえる)そこに赤点が入れば、それをブラッドストーンと呼ぶのです。 ブラッドストーンの緑色の部分はクローライトやセラドナイトで、グリーンジャスパーが、部分的に酸化してしまったところが赤点(ヘマタイト)になりました。

最近、このブラッドストーンの上質なものは本当に見当たりません。

「もしも、素晴らしいブラッドストーンがあったなら、それは当然希少性が高く、高価になるでしょう」 鑑別師

特にビーズは難しい状態で、業者に確認をしたところ、もう綺麗なものはかれこれ5年以上は入ってきていないそうです。 それは、ブラッドストーンの製造が面倒で現地の人が作りたがらないということと、上質なものが少なくなってしまったということがあるかと思います。

できれば

・ベースの色がそろっていて
・赤色が理想的に入っていて
・艶が素晴らしい

ものが一生に1個だけでも欲しいと思われませんか?
しかしそういったものは現在お金を出しても流通していません。

ブラッドストーン(血石)効果

ブラッドストーンの古来から伝わるパワー

ブラッドストーンは古来、天候の恵みをもたらし、邪悪な力を払いのける石として尊ばれてきました。
古代から中世にかけては、ブラッドストーンをお守りとして身につける習慣がありました。
最古のヒーリングストーンの一つに数えられ、5千年前のメソポタミアでは血液を清めるための”秘法”として用いられていました。

中世ではブラッドストーンは鼻血を止める効果があるといわれていましたが、ブラッドストーンが血や腎膿と深く関係することを発見したのは古代メソポタミア人でした。

古代の中近東と中世ヨーロッパでは粉末にして蜂蜜と混ぜ合わせ、ヘビの毒を消したり、腫れを抑えたり、出血を止めるために用いられていたそうです。

一方、十字架にかけられたイエス・キリストの血が足元にあったジャスパーに滴り落ちたときにできたのがブラッドストーンだという伝説もあります。

Temptation-of-Christ / ideacreamanuelaPps

また、古くからブラッドストーンに含まれる酸化鉄には止血効果があることから、傷口を癒すと信じられていました。

▼ブラッドストーン効果についてもっと詳しく読む
プリニウスの時代には、ブラッドストーンを身につけると透明人間のように姿が見えなくなると信じられていたようですが、プリニウス自身は否定しています。
宝石の世界では勇気と叡智を象徴しています。魔術師のアグリッパは名声と長寿を約束する石であると言っています。
ビクトリア時代の人々は喪に服すときにブラッドストーンを身につけました。古代アルフォンソ10世の「貴石誌」の多くはヘリオトロープとブラッドストーンを同じ種類として扱っていますが実際にはヘリオトロープは半透明でブラッドストーンは不透明です。

ブラッドストーン(血石)の変容のパワー

ブラッドストーンはいろんな角度から魂を守護します。
邪悪な力をはねのけ、精神的な混乱を解消します。
光が当たる角度によって色が変わることから7変化の石といわれるブラッドストーンは、持ち主が姿を隠して多次元を行き帰り方法を教えてくれます。
日常生活の面では、戦略的撤退のタイミングを知らせると同時に、いざというとき困難に立ち向かう勇気を与えてくれます。

新しい環境に適応したいときにブラッドストーンを携帯するといいでしょう。
また、アンセストラルライン(先祖の素晴らしいエネルギー)を療します。
マイナス思考と過去の呪縛から抜け出して今を生きることができるようサポートします。
さらに、持ち主の波動を上げて心身を浄化する作用もあります。

ブラッドストーン(血石)商品

セラピーストーンでは今までで一番綺麗で素晴らしいブラッドストーンをご用意させていただきました。

コツコツ数日をかけて色を分けて製作しました。
サイズは8mmと12mmで、3月が誕生日の方も、そうで無い方にも自信をもっておすすめいたします。


こういったランクは今後新しく製造される予定はございませんm(__)m
今あるだけの在庫ですので、次回の入荷はまったく不明となっております。
魂が込められたような本物のブラッドストーンをどうぞご堪能ください♪

▼ブラッドストーンブレスレット・ブラッドストーンペンダント・ブラッドストーン商品はこちら

 

ブラッドストーンに興味がある人は
こんなストーンにも興味があります。

▼アパタイトの詳しい説明や浄化方法・意味・効果はこちらの記事をご覧ください。

▼ルチルクォーツの詳しい説明や浄化方法・意味・効果はこちらの記事をご覧ください。

▼アメジストの詳しい説明や浄化方法・意味・効果はこちらの記事をご覧ください。

▼アゲート(瑪瑙)の詳しい説明や浄化方法・意味・効果はこちらの記事をご覧ください。