幻のパパゴアイトインクォーツ|オールドストック1993年ツーソンショー
縦86×横78.7mm
Papagoite in Quartz
Messina Copper Mine.
Messina District.
Limpopo Province.
South Africa.
1993’s Tucson Show
閉山後、ほとんど見かけなくなった、パパゴアイトインクオーツの最高の結晶が入荷しました。素晴らしい品質です。 こちらは、今からおよそ23年前のツーソンショーで、多くのロットの中から最も良いものだった逸品です。 パパゴアイトインクォーツは銅の珪酸塩鉱物で二次鉱物です。 インクリュージョンクォーツとしてはアホイト(アジョイト)インクォーツと並んで、最高峰のうちの1つです。 最初この石はアリゾナで発見されました。 その後、アフリカのメッシーナで発見されますが、こちらは初期のタイプになります。 アフリカで初期に出たパパゴアイトインクォーツはこのように白濁しているのが普通で、後に産出した2005年頃のものとはタイプが異なります。 そのため、この頃のものをお探しの方は多いのですが、パパゴアイトインクォーツは大きくなりますと、どちらの年代のものも水晶部分が濁ります。 透明感がある2005年の頃のものも、やはり大きくなりますとこのように濁ってきます。 こちらが素晴らしいのは、それぞれのポイントの先端が全てノーダメージで、底面がセルフヒールドになっていることです。 そして正面左にはファントム状に入ったパパゴアイトが見られ、真ん中の単結晶にはうっすらとアジョイトが色づいています。そのアジョイトの上に咲いたようにパパゴアイトがインクリュージョンしていて、 パパゴアイトがマリモのように混入していたり、時々丸く円を描くように入っています。 このように1つの結晶に沢山パパゴアイトが混入するのは稀なことで、とてもレアです。 この結晶は、全ての要素を持っています。 完璧な姿に、ノンポリッシュ、沢山入ったパパゴアイト、そしてそのパパゴアイトも様々な形状が見られ、欠損がほとんどなく、先端には透明感があります。大きさも一番人気の手のひらサイズで、初期のタイプでは最高の風合いです。
パパゴアイトインクオーツ最高の結晶
パパゴアイトインクォーツとは
何しろ素晴らしい景色なのです。